公益財団法人日本デザイン振興会は、2016年度グッドデザイン賞受賞1229件及び大賞候補6件を発表した。

グッドデザイン賞とは、1957年に創設されたデザイン評価の仕組みで、今年度は国内外から4085件の応募があった。

大賞候補になった6件は次のとおり(順不同)。

▽乾電池関連製品 MaBeee(マビー)

 

乾電池を使用する製品を、スマートフォンを使ってコントロールできるようにする乾電池型のデバイス。スマートフォンを振る、傾ける、声を出すなどのアクションに応じて、電車のおもちゃを速く走らせたり、ぬいぐるみや工作ロボットを動かしたりといった操作が可能となる。

▽トラクター YT3シリーズ

 

稲作・畑作・畜産・酪農の作業時における、労力の軽減、作業の効率化などを実現する。世界的工業デザイナーとして知られる、奥山清行がデザインを担当した。

▽賃貸共同住宅 ホシノタニ団地

座間駅前に所在する昭和40年代に開発された小田急電鉄の社宅を、1階部分には市営の子育て支援施設と民間企業の運営によるカフェを誘致し、敷地全体は街の人々のために開放し、その中に貸し菜園、ドッグランなどを設け複合施設として再生させた。

▽東京防災

2015年9月1日に全都民の災害対応力向上を目的に東京都が配布した「完全東京仕様の防災ブック」。地域別の防災MAPも同梱。視覚障害者版・外国語版も制作された。

▽ロボット・プログラミング学習キット KOOV 

ブロックで自由なカタチをつくり、プログラミングによってさまざまな動きを与えて遊ぶロボット・プログラミング学習キット。

▽世界地図図法 オーサグラフ世界地図

「球体」である地球を、均等に歪みを分散しながら「平面」に移しかえることに成功した四角い世界地図。

今後は、大賞候補6件の中から、2016年9月29日?10月23日まで開催される「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」展への来場者・グッドデザイン賞審査委員・今年度グッドデザイン賞受賞者による投票を実施して、大賞を決定する。

大賞は10月28日に発表予定で、大賞含めた受賞全点が、同じく10月28日から11月3日まで開催予定の「GOOD DESIGN EXHIBIION2016」展で紹介される。