U-NEXTが運営する格安SIMサービス「U-mobile」(ユーモバイル)は2016年10月17日、データ通信専用の新プラン「U-mobile MAX 25GB」の提供を開始した。1か月のパケット通信料が25GBまで月額2380円(税抜、以下同)。音声通話付きのプランは2880円で提供する。

日本通信の「b-mobile」(ビーモバイル)も同日、データ通信専用の新プラン「b-mobile SIM 25GB定額」を2380円で開始した。音声通話付きプランは3180円。

破格の安さ! でも落とし穴はないのか?

ソフトバンクが20GBで月額6000円、30GBで同8000円のデータ通信プラン「ギガモンスター」を9月に発表して以来、NTTドコモやKDDI(au)、格安SIMのイオンモバイルは相次いでデータ通信料の値下げに舵を切った(参考記事:大手キャリアの値下げ攻勢に対抗! 「イオンモバイル」データ通信大容量プランを大幅値下げ)。値下げ競争はいったん収まったかに見えたが、今回の2社の発表は大手キャリアやイオンモバイルを上回る破格の価格設定だ。

U-mobileもb-mobileも「NTTドコモのネットワークを借りて使っているので、電波の届くエリアが広い」とつながりやすさをうたう。

ただし、いくらエリアが広く料金が安くても、通信速度が遅いようでは利用者のストレスはたまるばかり。「U-mobile MAX 25GB」の最大通信速度は受信時225Mbps、送信時50Mbps。これは大手キャリアも一緒だが、実際に最高通信速度に達することはまずない。契約者の利用が集中するのは昼や夜の帰宅時間帯。動画視聴を楽しむなら常時3〜4Mbpsは出てほしいところだが――。

多くの格安SIM業者は会員の増加に合わせて回線の増設や新技術の導入を逐一進めている。数か月前まで快適に使えていたのに、急に混雑するようになったケースもあれば、その逆のパターンもある。通信速度は利用環境にも左右されるので、まずは契約期間の縛りのないプランで試してみるのがいいだろう。