日銀が10月3日に発表する9月の全国企業短期経済観測調査(短観)について、民間シンクタンク12社の予測が23日、出そろった。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)の予測値の平均は大企業製造業でプラス7と、5四半期(1年3カ月)ぶりの改善を見込む。ただ円高が進んでいることから大幅な改善は予想しておらず、3カ月後の先行きも小幅改善にとどまる。

 DIは、業況が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」の割合を引いた値。

 前回の6月短観では、企業が想定する為替レートの平均は1ドル=111円41銭だった。現在の円相場は約1割上昇した。9月短観では想定レートが円高方向に修正される見通しで、利益予想や設備投資計画などに及ぼす影響も注目される。