世耕弘成経済産業相は23日、環太平洋連携協定(TPP)発効をにらんだ企業の海外進出について産業界と意見交換した。TPPを通じた関税の撤廃と外資規制の緩和による輸出拡大を期待するトヨタ自動車や日立製作所など大手輸出企業の経営者らは、今秋の臨時国会でのTPP承認案の早期成立を経産相に訴えた。

 世耕経産相は会合で「期待に応えるため、政府一丸となって全力で取り組んでいく」と語り、速やかにTPPの承認手続きを進める考えを示した。会合にはトヨタ、日立のほか、コンビニエンスストアのファミリーマートや事務用品のアスクルなどの役員らが出席した。