【ニューヨーク時事】米航空機大手ロッキード・マーチンのヒューソン最高経営責任者(CEO)は13日、最新鋭ステルス戦闘機F35のコスト削減をめぐるトランプ次期米大統領との交渉について「合意は近い」との認識を示した。ニューヨークでのトランプ氏との会談後、記者団に語った。個別企業に製品の値下げや工場の海外移転中止を求める同氏の「政治介入」に、関係各社は戦略の見直しを迫られている。

 トランプ氏は昨年12月、ツイッターで「F35の計画とコストは制御不能だ」と主張。その後のヒューソン氏との直接会談が平行線に終わると、同業のボーイングに乗り換える姿勢もちらつかせて値下げを再三迫り、同氏に「(コストを)大幅に削減する」と確約させていた。