稲田朋美防衛相は13日、米領グアムの米軍アンダーセン空軍基地を訪れ、最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を視察した。防衛省によると、稲田氏は視察後、記者団に「新たな脅威の段階に入っている北朝鮮対応として能力強化策の一つとなり得る」と述べ、導入の検討を続ける意向を示した。

 北朝鮮が昨年、弾道ミサイルを20発以上発射するなど、核・ミサイル開発を加速させていることを踏まえ、防衛省はミサイル防衛強化に取り組んでいる。新装備品の一つとしてTHAADの導入も検討しており、実現すれば地対空誘導弾パトリオット(PAC3)より防護範囲が拡大するが、費用が数千億円に上るなど課題も多い。