日本ハムの武田勝投手(38)が23日、札幌ドームで記者会見し、今季限りで現役を引退することを発表した。「ここ数年、若手を応援している自分に切り替わった。まだまだやりたいという気持ちがなくなった」と語った。

 28歳で社会人のシダックスから日本ハムに入団。球速は130キロ台ながら、抜群の制球を生かして、通算11年間で82勝を挙げた遅咲きの左腕。シダックスを率いていた野村克也監督の指導を受け、「人間として成長しなさいと常に言われてきた。野村さんに育てていただいた」と感謝の意を表した。

 引退後は未定だが、「ファイターズに恩返しをしたい」と言うように、指導者を視野に入れる。今季最終戦のロッテ戦(30日、札幌ドーム)で引退セレモニーが行われる。