【ニューヨーク時事】パレスチナ自治政府のアッバス議長は22日、国連総会で一般討論演説を行い、パレスチナにユダヤ人国家を建設することを認めた1917年11月の英国による「バルフォア宣言」に関し、パレスチナ人の苦難を招いたことの責任を取り、謝罪するよう英国に求めた。

 バルフォア宣言は、第1次世界大戦後にパレスチナにユダヤ人の「民族的郷土」をつくることに英国が同意したもので、大戦末期、当時のバルフォア外相から英ユダヤ人財閥のロスチャイルド卿宛てに書簡の形で出された。

 アッバス議長は来年が宣言から100年の節目に当たるとし、「英国は権限や誰の同意もないままパレスチナの土地を他の人々に渡し、パレスチナ人の『ナクバ(大惨事)』への道を開いた」と非難した。