【ニューヨーク時事】米ニューヨークの市街地やニュージャージー州で先週末、仕掛けられた爆弾の一部がさく裂し、ニューヨークで31人が負傷したテロ事件は、24日で発生から1週間となる。実行犯として訴追されたアフガニスタン移民のアフマド・カーン・ラハミ容疑者(28)は、身柄拘束時に所持していたノートへの書き込み、家族の証言などから、イスラム過激思想に傾倒し、犯行に及んだ可能性が強まっている。

 下院国土安全保障委員会のマコール委員長は21日、容疑者がノートの中で、過激派組織「イスラム国」(IS)の広報担当幹部アブムハンマド・アドナニ容疑者に言及していたと明らかにした。アドナニ容疑者は先月末、シリアで米軍の空爆により殺害された。海外で「ローンウルフ(一匹おおかみ)型」テロを実行するよう呼び掛ける扇動活動で、中心的役割を果たしたことで知られる。

 さらに、このノートには、国際テロ組織アルカイダの首領ウサマ・ビンラディン容疑者らアルカイダ関係者らへの称賛も記されていたことが明らかになっている。