【エルサレム時事】40年以上分断が続く地中海のキプロス島の再統合交渉で、仲介役の国連は12日、声明を出し、当事者と関係国3カ国が参加する多国間会合を今後も継続することを決めたと発表した。12日にスイスのジュネーブで開かれた同会合では、島の北側に駐留するトルコ軍部隊の扱いなど安全保障問題について協議されたが、合意に至らなかった。

 AFP通信によると、南部のキプロス共和国(ギリシャ系)のアナスタシアディス大統領は13日、「トルコ軍の撤退について合意しなければいけない」と述べたが、トルコのエルドアン大統領は、トルコ軍部隊の撤退は「問題外」だとはねつけた。