【ワシントン時事】オバマ米大統領がロシアの外交官の国外追放など対ロ制裁を発表した昨年12月29日、フリン次期米大統領補佐官(国家安全保障担当)がロシアのキスリャク駐米大使と電話で話していたことが明らかになった。ロイター通信が13日報じた。トランプ次期政権が制裁をどう扱うかを話し合ったのではないかと臆測を呼んでいる。

 ロイター通信によると、2人の電話はロシア側に制裁発動が伝えられた後、5回に及んだ。プーチン・ロシア大統領が報復措置を当面見送り、次期政権の出方を見極める考えを表明したのは2人の電話の後だったとされ、同通信は「フリン氏はロシアの怒りを和らげるため、何らかの言質を与えたのではないか」とする消息筋の見方を伝えている。

 仮に政府の役職に就いていないフリン氏が対ロ制裁について話し合っていれば、法に抵触する可能性もあるという。