横塚雅章 著
AMWコンサルティング株式会社 代表取締役社長 
新書判/213ページ/定価800円+税/幻冬舎メディアコンサルティング 

BOOK REVIEW ―人事パーソンへオススメの新刊

■ 日本の中小企業において、特に業歴の長い老舗企業ほど次第に活力を失っており、業績も伸び悩んでいるという。長年、数多くの中小企業のコンサルティングに携わってきた著者によれば、企業はライフサイクルに合わせて姿かたちを変えていかなければならないのに、経営陣の思考の枠組みが過去の成功体験にとらわれたままで、有効な手だてを打てていない現状があると分析している。
■ そうした中小企業に共通して不足しているのが「戦略」であると著者は指摘する。ミッションやビジョンといった「戦略上位概念」を再構築し、それを徹底することで、社員は生き活きと自ら考えて働く(「考働」する)ようになり、マンネリに陥っている組織を活性化させることができるという。こうした組織イノベーションに当たり、経営者の熱い夢・ロマンへの思いが出発点となるので、著者はこれを「夢ロマン」の経営として提唱する。
■ 本書では、「夢ロマン」の実現を目指して、戦略上位概念の構築から、経営戦略の策定、戦略遂行のための現場における日々の目標によるマネジメントまでの具体策を提示し、著者がこれまでにコンサルティングを進める中で培ってきた基礎理論や実践ノウハウを随所に交えながら解説している。経営をする上での「夢ロマン」が明確でなかったり、それを社員に十分に浸透できていないと感じる経営者にこそ、本書を手に取って、強い組織づくりを進める上でのヒントを得ていただきたい。

 



社員が生き活きと「考働」する 組織イノベーション

内容紹介 
「マンネリ化」「マネジメント不全」に陥った組織を蘇らせる!!
本書では、日本の中小企業の業績が伸び悩む原因の分析から、いかにして会社に活力を取り戻せばよいのかを、「戦略上位概念の構築」や、「目標によるマネジメント」といった経営コンサルティングの手法に基づいて解説していきます。
ジンジュール