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「デビュー20年かぁ。言われるまで気づいてなかったんですよ。何か特別なことをやってきたわけではなくて、全部が積み重ねで。20年もやっていると、いろんなものがつながってきますよね」

そう語るのは、10月9日スタートのドラマ『レンタル救世主』(日本テレビ系)で、主人公・明辺悠五を演じる沢村一樹(49)。謎解きが好きなルポライター、スゴ腕の外科医、はたまた同性愛者の夫……と、個性的なキャラクターを演じてきた実力派俳優も、’96年『続・星の金貨』(日本テレビ系)での俳優デビューから20年を迎えた。これまでの転機や、思い描く今後の役者人生について聞いた−−。

「最初の転機は『ショムニ』ですかね。モデルから転身して数年後のちょうど結婚してすぐのころで。試行錯誤を重ねていろいろ試せたし、現場の楽しさを肌で感じられた。そういえば、今度のドラマの明辺の頼りないところって、ある意味(『ショムニ』で演じた警備員の)神谷に似ているかもしれません」

長く主演を務めた『浅見光彦シリーズ』は、彼の代表作。この作品をきっかけに、40代は役者としての成熟期へ。

「根気強く付き合ってくれた矢口久雄プロデューサーには本当に感謝しています。浅見光彦をやらせてもらえたからこそ今の僕がある。シリーズが連続ドラマになったのが42歳のときで、それが僕にとって初めての連ドラ主演。42歳というのは、演出を手掛けてみたいとか、自分のなかでいくつか目標を設定していた年齢でしたから。この後、『警視庁失踪人捜査課』『DOCTORS〜最強の名医〜』と主演のお話をいただいて、一つの大きな節目でしたね」

最新主演作でも、新たなキャラクターの作り込みに試行錯誤中だという。

「今回は、特に見る人によって引っかかるアンテナが違う作品かもしれません。日曜日の夜の枠だし、肩の力を抜いて見てもらえるものにしていけたら」

節目の年の先に、目指すところは?

「来年はもう50歳ですが、今はね、53歳を目標にしてるんです。そこで人生でいちばんモテていたい(笑)。見た目とかじゃなく、トータルで“男としてのピーク”でいたいんです。こんな話をすると、『女性自身』が張り込んできたりして(笑)。あと4年でしょ、あまり時間がないよね」