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もともとは塗装作業に使われていたマスキングテープの“おしゃれ化”最大の功労者「mt」は、岡山発のブランド。カモ井加工紙株式会社が、テープを文具やインテリアなどに使っていた女性たちと交流するなかで、デザイン性の高い製品の開発に着手、’08年に文具や雑貨向け「mt」ブランドのマスキングテープを発売開始した。

50代主婦は「あそこ、昔はハエ取り紙、作っとったんよー。地元民としては、おしゃれになったもんじゃと感無量じゃわ(笑)」とうれしそうに語る。

以来、毎年何種類もの新作を発表。有名アーティストやサンリオキャラクターなどとのコラボ製品も多数で、県内外にファンは増える一方。

「最近じゃったら、山陽新幹線内で限定発売のセットが人気じゃなー。出張で新幹線に乗るとき『こうてきて』と頼まれるんよ」(前出の50代主婦)

海外でも高く評価されている「mtのマスキングテープ」は、まさに県民の誇り。

もうひとつのメイブツ、岡山市内に3店舗をかまえる「えびめしや」のえびめし(700円)はエビの入った真っ黒な洋風チャーハン。東京のカレー店で修業した現「えびめしや」の料理人が、デミグラスソースなどを使って工夫を凝らし、おいしく進化させて店で提供したところ大ヒット。

ここ数年は県内の喫茶店、レストラン、ラーメン店などにも広がり、「岡山のソウルフード」と言われるまでに。これを目当てに訪れる観光客も増えているとか。

いやあ、保守的じゃけど、モノ作りがうまい岡山の未来は安泰じゃがね。