第35回全国都道府県対抗女子駅伝は15日、京都市の西京極陸上競技場発着の9区間42.195キロで行われる。群馬県は今年も中学生から社会人までの各世代で全国上位を争う選手をそろえ、昨年の3位以上、そして悲願の日本一を狙う。◎期待大きい中学生区間 群馬は2013年から4年連続で入賞しており、14年は準優勝、昨年は3位と優勝まであと一歩に迫った。直近で3年以上の連続入賞は群馬のほか愛知、兵庫、京都のみ。その中で優勝がないのは群馬だけで、永井聡監督は「優勝を狙わなければいけないチーム」と自覚する。 鍵を握るのは前半区間。都市部のライバルチームは手ごわいが、永井監督は「昨年は前半で出遅れての3位。今年はスタートから勢いに乗れば勝機がある」とみる。 重要な1区には2年連続で岡本春美(三井住友海上、常磐高出身)を予定している。全国高校駅伝の1区とほぼ同じコースで、高校時代から何度も走った経験を生かす。2区樺沢和佳奈(常磐高)との“先輩後輩リレー”で、高校時代に遂げられなかった全国制覇への布石を打つことができるか。 3区の中学生区間にはジュニアオリンピック女子B1500メートルを制した不破聖衣来(高崎大類中)が控える。2年生ながら東日本女子駅伝で区間賞を獲得した実力者は「群馬のために、また区間1位を狙う」と宣言した。 近年は中学生区間(3、8区)の活躍が目覚ましく、区間上位の走りで群馬の躍進を支えている。今年も不破を筆頭に期待は大きく、同大会女子A3000メートルで決勝に進んだ小林香菜(前橋三中)は「粘り強い走りで、一つでも順位を上げたい」、スピード型の塚越かれん(太田宝泉中)は「長所を生かして、スタートから上位の選手に食らい付きたい」と意気込む。 実業団のヤマダ電機からは、15年の世界選手権女子1万メートル代表の西原加純ら4選手がエントリー。昨年6区で区間新記録を出した筒井咲帆は地元京都での出場となったが、昨年5区で5人抜きの快走を見せた横瀬彩也香は今年も同区間を走る予定だ。 他にも、東日本女子駅伝の5区で、大学生や実業団の選手を抑えて区間賞を獲得した林英麻(健大高崎高)ら脇を固める選手も頼もしい。優勝争いは混戦模様だが、全員が力を出し切ることができれば、頂点は見えてくる。▽監督 永井 聡▽選手 氏 名  年齢  所 属西原 加純 27  ヤマダ電機石橋 麻衣 27  ヤマダ電機横瀬彩也香 25  ヤマダ電機安藤 実来 24  ヤマダ電機岡本 春美 18 三井住友海上樺沢和佳奈 17  常 磐 高飯野 亜美 18  常 磐 高坂尻 有花 17  常 磐 高林  英麻 16  健大高崎高伊井 笑歩 16  前橋育英高小林 香菜 15  前橋三中塚越かれん 15  太田宝泉中不破聖衣来 13  高崎大類中