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今回は審判批評を中心としたWEBマガジン「石井紘人のFootball Referee Journal」から浦和レッズ×ガンバ大阪戦に関する記事になります。


【無料/浦和レッズ×ガンバ大阪:廣瀬格審判批評】アデミウソンの退場は槙野のシミュレーションなのか?(石井紘人のFootball Referee Journal)


2016年10月02日更新

ステージ制覇をかけた大一番となった首位を走る浦和レッズと徐々に順位をあげてきた3位のガンバ大阪の一戦。43,415人の観客が詰めかけ、TBSの生中継も入ったJ1セカンドステージ第14節のビックマッチを任されたのは廣瀬主審(参考記事:【2010PR合宿取材記】廣瀬格)だが、議論できる判定がいくつかあった(参考記事:【廣瀬格審判批評】浦和レッズ×ガンバ大阪:遠藤保仁へのオレンジのカード、倉田と宇賀神に警告は必要だったか?)。

特に大きな判定となったのが59分。浦和レッズの槙野智章がガンバ大阪のアデミウソンを引っかけて倒してしまう。廣瀬主審は、しっかりとファウルをとるが、この時に両選手がもつれ、槙野に上に乗られたことに腹を立てたアデミウソンが、槙野の腹部を強くはないもののパンチしてしまう。廣瀬主審は、その行為をしっかりとしたポジションで見極め、【乱暴な行為】でレッドカードを掲出する。

TBSの副音声を務めたラモス瑠偉氏は「殴ったって言ったらそうなんだけど・・・(痛がるほど強くは)当たってはいないね。当たっていたら槙野はすぐに立てない。まぁ槙野は頭いい。ちょっと当たったのを演技でね」と語ったが、【乱暴な行為とは、身体的接触のあるなしにかかわらず、競技者がボールに挑んでいないときに相手競技者に対して、あるいは、味方競技者、チーム役員、審判員、観客またはその他の者に対して過剰な力を用いたり粗暴な行為を行う、または、行おうとすることである】。アデミウソンの槙野への行為は、少なくともサッカー競技規則上は【乱暴な行為】となる。何より廣瀬主審のポジショニングが素晴らしく、イエローランプが点滅されていた(参考記事:UEFA(欧州サッカー連盟)の審判研修とは?)。良いレフェリングは評価する一方で、微妙な判定も議論すべき。遠藤保仁へのオレンジのカード、倉田秋の槙野への行為と、それに対する宇賀神友弥に警告は必要だったか?をしっかりと検証したい。もちろん、ミスを追求するだけではなく、大枠はどうだったかも。







「石井紘人のFootball Referee Journal」ではこのほかにも下記の記事などを掲載中です。

【無料/審判批評コラム】ヴァンフォーレ甲府×横浜Fマリノス:高山啓義と中澤佑二


http://www.targma.jp/fbrj/2016/10/02/post6397/



【廣瀬格審判批評】浦和レッズ×ガンバ大阪:遠藤保仁へのオレンジのカード、倉田と宇賀神に警告は必要だったか?


http://www.targma.jp/fbrj/2016/10/02/post6387/