「今、ヨーロッパで最も調子のいいチームは?」
その質問の答えには、マンチェスターCやバイエルンの名前が挙がるかもしれないが、ドルトムントもここにきて急速に調子を上げている。

ブンデスリーガ第2節で“嫌われ者”のライプツィヒを相手に不覚をとったが、そこから見事に復活。チャンピオンズリーグとリーグ戦の2戦連続で6−0での勝利を収めると、ミッドウィークに要塞フォルクスワーゲン・アレーナで行われたヴォルフスブルク戦も5−1で圧勝。3戦合計で17得点という抜群の破壊力もさることながら、わずか1失点と安定した守備も見事だ。昇格組のライプツィヒに敗れた試合から一体何が変わったのか。一番分かりやすい変化はフォーメーションだろう。

ブンデスリーガの第1、2節では4−2−3−1を採用したトーマス・トゥヘル監督だったが、CLのレギア・ワルシャワ戦から4−1−4−1に変更。中盤の底はユリアン・ヴァイグル1人に任せ、サイドにウスマン・デンベレとクリスティアン・プリシッチという、若くてスピードのある2人を配置した。そしてインサイドMFの片方は、ゴンサロ・カストロと今夏チームに復帰したマリオ・ゲッツェが熾烈なポジション争いを繰り広げている。そしてもう片方にレギュラーとして定着したのは香川真司…ではなくラファエル・ゲレイロだった。