前年度覇者をホームに迎え、ジョゼ・モウリーニョはユナイテッドの監督としての真価が問われる一戦に臨む。

ユナイテッドは、ミッドウィークにリーグ杯で3部のノーサンプトンを倒して公式戦の連敗を3で止めた。これで一息つけるかと思いきや、ウェイン・ルーニーの要否の議論が過熱。ポール・ポグバの起用法を含め、容易に解決できない問題が付きまとっている。

とはいえ、だからこそユナイテッドは、今季スペシャルワンに白羽の矢を立てたのだ。彼が、アレックス・ファーガソンの真の後継者だと信じて。しかし、ここまでのモウリーニョの言動と手腕は、ユナイテッドの指揮官に相応しいとは断言できない。公式戦での3連敗だけでなく、公の場で選手を批判する姿勢などは、サー・アレックスの哲学に反するように思う。

以前、ユナイテッドの英雄であるボビー・チャールトンは、「優秀な監督だが、それだけだ」と、敵チームのスタッフに目突きをしたモウリーニョを非難したことがあるが、確かにユナイテッドの指揮官にはカリスマ性だけでなく、人格も求められるのだ。