2009年5月24日。シーズン最終節でウェストハムに敗れたミドルズブラは、11シーズン戦い続けたプレミアリーグの舞台から姿を消した。

ユース出身のステュワート・ダウニングやキャプテンに任命されていたロベルト・フートがクラブを去った。監督を務めていたギャレス・サウスゲイトはチェアマンのスティーヴ・ギブソンからチャンスを与えられるも、期待に応えることはできず、シーズンの途中に解任された。

09/10シーズン、2部のチャンピオンシップで11位。1シーズンでプレミアリーグへ復帰することに失敗したボロは、ブラッド・ジョーンズ、ギャリー・オニール、アダム・ジョンソンと主力を次々と失い、低迷期に突入した。

2013年11月、ギブソンは大きな決断を下した。それはクラブ史上初となる英国人以外の監督にクラブの運命を託すことだった。重責を担うことになったのは、スペイン人のアイトール・カランカ。レアル・マドリードでジョゼ・モウリーニョのアシスタントを3年務めていたものの、監督としてクラブチームを率いるのはこれが初めてだった。

初めてシーズンを通して指揮を執った14/15シーズンで早速プレーオフ進出に成功。しかし準決勝を制するも、決勝でノリッチに敗れて惜しくも昇格ならず。

15年夏、ウルグアイ代表のクリスティアン・ストゥアーニ、元イングランド代表のデイビッド・ニュージェントを加えたボロにはダウニングも復帰。シーズン中に何度も首位に立ちながら、最後は得失点差での争いにまでもつれるも、ついに自動昇格権を獲得した。