リオ五輪の再現となった山口と奥原の一戦

バドミントンの国際大会「ヨネックスオープンジャパン2016」は23日に東京体育館で各種目の準々決勝を行い、女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)は、連覇を目指した奥原希望(日本ユニシス)に21−11、23−21のストレートで勝ち、ベスト4に進出した。山口は、奥原とともに8月のリオ五輪に出場し、準々決勝の対戦で敗れた。奥原は準決勝では敗れたが3位決定戦で不戦勝となり、日本バドミントン界の個人種目で初となる五輪のメダルを獲得。五輪と同じ準々決勝での再戦となり、注目された一戦だった。

両者の対戦は、ジュニア時代を含めて今回が8度目。山口がついに初勝利を挙げた。両者は日本代表のチームメートで、遠征先では同部屋になることも多い。年齢も2学年違いで近く、互いをよく知る間柄だ。リオ五輪後、ともに代表合宿で調整を続けてきたが、メダリストとなった奥原は祝勝会やメディア出演等のイベントに呼ばれることが多く、調整具合が懸念されていた。勝った山口は「奥原さんが(イベントに)引っ張りだこで(思うように)練習できていないことは、みんなが分かっていること。奥原さんにいつものような自信がなかったような気はする。逆に(相手の状態が)100%じゃないのは今しかないと思うので(自分としては)内容よりも1勝でもしたいという思いがあったので、どちらかと言えばチャンスというか、今しかないというくらいの気持ちはあった」とシーズンの流れに勝機を見出していたことを明かした。