「1年前に戻りたい」「1年前のことは忘れたい」

今週末のキングパワー・スタジアムには両極端な2つの思いを持つサポーターでスタンドが埋め尽くされる。言うまでもなく前者はホーム・サポーターの思いであり、後者はアウェー・ファンの思いだ。

12ヶ月前のレスターは、奇跡の優勝に向けてまっしぐら。開幕20試合で早くもラニエリ監督が掲げた目標である「残留」に必要とされる勝ち点40を獲得していた。

一方のチェルシーは、指揮官がジョゼ・モウリーニョからフース・ヒディンクに交代してから、安定の兆しは見せていたものの、勝ち点23の14位に低迷していた。

最終的に1位と10位で昨シーズンを終えた両チームは、最終節にスタンフォードブリッジで対戦。チェルシーのスター選手達が「ガード・オブ・オナー」でレスターの選手達を迎え入れるという信じがたい光景を世界は目の当たりにした。

それから3ヶ月の時を経て開幕した今シーズン。

(エンゴロ・カンテを除いて)主力を維持することに成功したレスターだったが、いきなり開幕戦で昇格組のハルに敗れると、その後もディフェンディング・チャンピオンらしからぬ戦いが続き、20試合を終えて勝ち点わずか21。一年前と比べて19ポイントもダウンしている。