安心して住む場所とはどうやって選べば良いのか。京都府のHさん(40代女性・主婦)は、分譲マンション暮らし。一生ものの買い物をするのだからと、マンション購入時にはかなりの数のマンションを見学し、不動産会社などにもたくさんの質問をして購入を決めた。

ところがそこに待っていたトラブルに、Hさんは購入を後悔することになるのだった。

お墨付き物件に出会えてついに新居購入

私たち家族は、長年の夢であった新居を探して、たくさんのマンションのモデルルームを見学していました。子どもが小さかったこともあり、周辺の環境はもちろん、マンション住人がどのような人かなどもかなり意識をして物件探しをしていました。

そんなときに出会ったのが、学校が近くて環境も良い上に、物件自体の設備なども気に入ったマンションでした。販売会社からは、住人の多くはそれ相応に収入がある方々で、医者や大学教授など社会的地位の高い人も多いと聞いたので、常識がありマナーもきちんと守れる人が多いものだと安心し、マンションの購入をついに決断しました。

ところが、入居すぐには目立たなかった住人たちでしたが、数年経ったころにはさまざまなトラブルが出てきたのです。

故意?事故?隣人がうちの自転車を

我が家の自転車が、駐輪専用のラックから落ちていることが何度か続いていました。原因はお隣のお宅の自転車でした。

お隣の駐輪場に自転車を止める際、我が家の自転車が邪魔になるようで、ぶつかった時に我が家の自転車が駐輪のラックから落ちてしまうのです。わざとではないにせよ、落としてしまったときには戻してくれても良いのにと初めは思っていましたが、あまりにも続くので故意にやっているのかもと疑うほどでした。

また、自転車に付いている子ども乗せが壊れていたこともありました。

駐輪するまでは何も変化がなかったものが、次の朝使用するときには何かがぶつかったように壊れていました。接触するところにある自転車は隣人の自転車だけのため、おそらく隣人が原因だと思っています。

故意なのか事故なのかはわかりませんが、誤って壊してしまったとしても多少の謝罪の言葉があっても良いのではないかと、さすがに腹が立ってしまいました。

そんな隣人に対して、私たちの態度も変わってしまい、顔を合わせても無表情で会釈をする程度になってしまいました。

大声に警察や救急車が! 安心して住めるマンションとは

さらに強烈なのは、自転車トラブルの隣人とは反対側の隣人です。隣人は老夫婦だったのですが、その旦那さんがトラブルの原因でした。

最初の数年は住んでいることさえも感じさせないくらいに静かだった旦那さんでしたが、4年ほど前のある日、朝早くから隣の玄関先で男性2人が、目が覚めるほど大きな声でしゃべっている声が聞こえました。

さらにその次の日の朝6時頃でした。

私たちは、寝ている部屋の壁をドンドンと叩く音で目が覚めました。何事かとびっくりしていると、隣の玄関のドアが開き「殺せ!殺せ!」とわめき散らす隣の旦那さんの声が聞こえてきたのです。ものすごい声だったので、私たちは怖くなりましたがどうすることもできずに家の中で様子をうかがっていました。

しばらくして警察や救急車が到着し、ストレッチャーの音や警察の声や奥さんの声などが聞こえるほど、家の前は大変な騒動になっている様子でした。

しかしその後、お隣からは何の報告や謝罪もなく、いまだにそのとき何が起こっていたのかもわかっていません。

安心して住むことができるマンションだと思い決断したのに、次々と起こるトラブルに、本当に残念な思いでいっぱいです。