北斗星はかつて上野駅-札幌駅間を運行していた寝台特別急行列車だ。食堂車やロビーカー、個室寝台も連結し、「日本初の豪華寝台特急」とも言われ、多くの鉄道ファン、旅行好きに愛されていた。2015年、惜しまれながら運行を終了した。

その北斗星の2 段ベッドなど車内パーツを再活用した、宿泊施設「Train Hostel 北斗星」が、2016年12月15日、東京都中央区の日本橋馬喰町エリアにオープンし、話題となっている。

いったいどんな人たちが利用しているのだろう? Jタウンネット編集部は早速電話してみた。2017年1月11日のことだ。

「チェックインされた後、室内を撮影...」


電話で答えてくれたのは、「Train Hostel 北斗星」の運営事業社「株式会社R.project」の広報担当Kさんだ。

「開業してから、そろそろ1カ月になりますが、日本人のお客様がほとんどで、年齢層は年配の方から若者まで、本当に幅広いですね。やはり鉄道好きな方が多いようです」とKさん。出張で上京したビジネスマンから受験生まで、さまざまだ。台湾や中国からの観光客もちらほらという。


「チェックインされた後、室内を撮影して、ツイッターやインスタグラムなどSNSに投稿される方が多いようです。そうやって拡散していただけるのは、大歓迎です」

部屋はドミトリー(相部屋)と半個室の2種類があり、ドミトリーは1人2500円〜、個室は4000円。「ずいぶん安いですね?」と聞くと、「ドミトリー形式の場合、相場だと思います」という返答。


半個室といっても、ドアはなくカーテンで仕切られているのみ。「セキュリティは大丈夫なんでしょうか?」と聞いてみた。「貴重品はコインロッカーに預けることができます」と広報担当・Kさん。また、ベッドの下には荷物を置くスペースを確保し、チェーンロックも付けられるという。

「北斗星のイメージを再現しながらも、ベッドサイズの幅は実寸よりも10センチほど大きくしました。宿としての快適性を高める工夫を凝らしています」。


またラウンジには、食堂車などのテーブルや椅子も使われている。客室内の案内表示など細部をチェックすると、楽しいかもしれない。

ツイッターには、既に宿泊を体験した人から、こんな声が寄せられている。

@level_7g 北斗星(寝台列車)の雰囲気を大事にしているところは評価したいですね。単なるドミトリーの安宿で終わらないという点で。立地も成田空港から快速エアポートなら乗換なしですし、少し歩いて浅草橋から秋葉原へもすぐ行けるところはオタク宿としても良い。 pic.twitter.com/DDu4WDjK53
- 通天 閣男 (@thayato210) 2017年1月2日

今日は「Train Hostel 北斗星」に宿泊
北斗星の流用品が沢山!!東北限定のりんごジュースもあり、興奮で寝れませんw pic.twitter.com/fobGtSAEdK
- しろくま@低浮上 (@Poler_Bear_) 2017年1月4日

「北斗星(寝台列車)の雰囲気を大事にしているところは評価したいですね」「興奮で寝れませんw」といった感想も......。