宮城、山形、福島3県の喫茶店25店が10月の1カ月間、各店共通の豆をひいたコーヒーを味わってもらうイベントを開く。利き酒ならぬ「利きコーヒー」を提案し、各店を回ってもらうのが狙い。主催者は「同じ豆でも焙煎(ばいせん)や抽出の仕方で味が違うことを知ってもらい、飲み比べを楽しんでほしい」と期待する。
 仙台市、名取市、蔵王町などの15店と福島市周辺の6店、山形市周辺の4店が参加。豆はニカラグア産の「ジャバニカ」を使う。店ごとに焙煎し、ペーパードリップやサイホン、エスプレッソなどで抽出。1杯500〜700円程度で提供する。
 同業者で開く豆の品評会や技術研修会の際の飲み比べで、店主らが「一般の人にもぜひ、違いを味わってほしい」と思い立ち、イベント開催にこぎ着けた。
 「コーヒー アクション」と銘打ち今回が3回目。初回の昨年10月は10店、2回目の今年5月は18店と参加店が増え、好評という。3店舗を飲み歩き、スタンプをためると特典がある。
 仙台市太白区富沢南で「ほの香」を経営し、イベント事務局を務める高橋周平さん(32)は「これだけの規模で飲み比べができる機会は珍しい。同業者間のレベルアップに加え、東北のコーヒーシーンを盛り上げたい」と話す。
 連絡先はほの香022(743)3366。