東北地方整備局は12日、東北中央自動車道の相馬福島道路(福島県相馬市−福島市、約45キロ)のうち、相馬市内の相馬山上−相馬玉野インターチェンジ(IC)間の10.5キロが3月26日に開通すると発表した。復興支援道路と位置付けられる相馬福島道路では初の開通区間となる。
 相馬山上−相馬玉野IC間は2007年3月に着工した。事業費は約370億円。通行無料。
 相馬福島道路は東日本大震災後、復興支援道路と位置付けられ、整備工事が加速。9割以上が20年度までに開通予定で、相馬港と内陸の物流機能強化や交流人口の増加、救急搬送の時間短縮などが期待される。既存の国道115号は豪雨で通行止めになることもあり、災害時に果たす役割も大きい。
 相馬市の立谷秀清市長は「道路を産業活性化、交流人口拡大などに活用できるよう知恵を絞り、努力を重ねたい。一日も早い全線開通を願う」と強調。内堀雅雄福島県知事は「県全体の復興と地域活性化に大きく貢献する」と期待した。
 東北中央道は相馬市と横手市の約268キロを結ぶ予定。17年度には福島市と米沢市の間がつながる。