福島銀行は13日、東京電力福島第1原発事故の影響で休業していた福島県富岡町の富岡支店を3月22日に移転再開すると発表した。同町で金融機関が店舗営業を再開するのは初めて。町内の避難指示について、政府は4月1日に一部地区を除いて解除する方針を提示している。
 国道6号沿いの複合商業施設「さくらモールとみおか」に隣接する旧コンビニ店舗を改装。支店長以下3人体制で個人向けと法人向けの両方の業務を担う。本店とテレビ会議システムで結んだ相談ブースを2カ所設け、催しなどに利用できるロビーも広く確保する。
 同行は「町に戻る方々の生活インフラとして、住民帰還を後押ししたい」と説明した。同じく休業中の浪江支店(福島県浪江町)の営業再開時期は引き続き検討するという。
 富岡町では原発事故前、福島銀を含め金融機関7支店が営業していた。