クロサイなど絶滅の危機にひんしている5種のサイの状況を広く知ってもらおうと、世界サイの日の22日、仙台市太白区の八木山動物公園で、飼育員が来園者にサイを取り巻く現状を解説する特別イベントがあった。
 世界サイの日は世界自然保護基金が2010年に提唱。角を目的にした密猟や生息地の消失を世界中の動物園が人々に訴える日となっている。
 同園では雄と雌のクロサイそれぞれ1頭と雌のシロサイ1頭を飼育している。飼育員の武田和浩さん(54)が雄のクロサイ「アース」がいる展示場で、全世界でのサイの頭数やクロサイのマーキング方法を説明。武田さんは「サイが絶滅の危機にあることを知らない人も多い。動物園で繁殖をし、自然に戻すことも大事になる」と話した。
 家族4人で訪れた小学3年長田健太郎君(8)は「目の前で見るとすごい迫力だった。角が格好良かった」と顔をほころばせた。