山形県在住の宮城県気仙沼市出身者らでつくる「やまがた気仙沼会」は22日、山形市の霞城(かじょう)公園で「第5回気仙沼さんま祭りin山形」を開いた。東日本大震災からの古里の復興を支援し、震災があった2011年を忘れまいと、サンマ2011匹を来場者に無料で振る舞った。
 気仙沼港に前日水揚げされたサンマを炭火で焼いて提供した。会場周辺に香ばしい煙が漂う中、参加者は大根おろしとカボスで味わった。家族3人で来場した天童市高擶小5年の細谷脩太君(11)は「サンマを食べるのは久しぶり。炭火で焼いたのは味が違う」と頬張った。
 会場では気仙沼市の語り部2人が震災体験や復興の状況を説明した。寄付金も募り、同市へ送る。
 気仙沼会の武田満会長はは「5回目を迎え、秋の恒例行事として認知されつつある。サンマの味と一緒に被災地のことを忘れないでほしい」と話した。