秋田県大館市は13日、市立総合病院で2008〜16年の9年間、胃や大腸の内視鏡検査の医療費を多く請求していたと発表した。誤請求額は、判明している13〜16年分で約1万件、約1100万円に上っており、全体では2000万円を超す可能性もある。
 病院によると、08年に更新した内視鏡検査システムでは、撮影した画像をデータとして保管するようになった。だが現場の職員は、画像をフィルムに焼き付けていた07年以前と同様に医療費を算定できると勘違いし、1回1137円のフィルム代を請求していた。
 昨年12月に患者からの問い合わせで発覚。同院は08〜12年分を含めると全体で2万件前後になるとみている。同院は対象となる患者の特定を進めるとともに、患者や保険への返還の方法を検討する。
 福原淳嗣市長は「チェック体制を見直すとともに、職員の意識改革を進め、再発防止と信頼回復に取り組む」とコメントした。