開運招福の招き猫の歴史や魅力を紹介する「福の市」が16日まで、横浜高島屋(神奈川県横浜市西区)8階で開かれている。全国各地の郷土玩具をはじめ、現代アーティストが手掛けた独創的な招き猫などを多彩に展示、販売している。 「日本人の暮らしに溶け込んでいる招き猫だが、その始まりや色、形にどのような意味があるか知らない人が多い」と同店。会場には、時代や地域によって異なる郷土玩具としての招き猫約50体を地図にして紹介し、海外製や現代アーティストが伝統の型に大胆な絵付けを施した作品などを一堂に集めた。 昨今の「猫ブーム」もあり、初日の11日には約3500人の愛好家でにぎわった。招き猫などの展示販売会社「風呂猫」(東京都)の前野文男さんによると、1990年代のバブル崩壊時など「景気が悪くなると招き猫ブームが起きる」といい、最近も流行の再来を実感しているという。 中心顧客は40〜50代の女性で、「お金」を招くといわれる右手を上げたタイプが売れ筋。会場では、雑貨・小物など200円台から100万円超まで2千点以上を販売している。前野さんは「招き猫の奥深さを知ってほしい」と話している。 入場無料。問い合わせは、同店電話045(311)5111。