肥厚爪とは?

だんだん厚くなってきた足の爪、色も黒っぽくなってきた…とくに痛みがなくても、変形・変色した爪は、見た目が悪くゆううつなものです。いったい何が原因なのでしょうか。 

◆爪が厚くなった状態を、肥厚爪(ひこうそう・ひこうつめ)といいます。多くは足の爪にみられるもので、手の爪にはほとんど起きません。厚くなるだけでなく色も黒ずみ見た目もよくないので、悩んでいる人は少なくないようです。大きな原因は加齢によるものですが、そのほかにも爪が厚くなる原因があります。

◆「爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)」は、女性によく見られます。足の親指の爪が厚くなり、鉤(かぎ)のように前方に彎曲してしまいます。爪の色も濁った黄色や茶褐色に変色し、なかには黒ずんでしまうことも。これは、きつい靴を履き続けることなどで、爪母(爪ができる部分)が損傷し、正常な爪が生えなくなることで起こります。靴を履いて歩くと、痛みを感じます。高齢者では爪を長期間切らないでいると、角(つの)のようになります。

◆あまり痛みの症状がないものに、「爪甲下角質増殖(そうこうかかくしつぞうしょく)」と呼ばれる状態があります。靴などで圧迫され厚くなった爪の下に角質や老廃物がたまります。すると爪は硬くなり、さらに厚くなっていきます。また、爪の色も茶褐色になったり、黒ずんだりします。

▽▼▽治療後はどうする? など▽▼▽

(監修:関東中央病院 皮膚科特別顧問 日野治子)