タコやウオノメができやすい

内反小趾(ないはんしょうし)という足の病気をご存知ですか? 外反母趾(がいはんぼし)は、親指が第2趾(人差し指)のほうに曲がって変形してくるものですが、それとは対照的に、小指が第4趾(薬指)のほうに曲がってくるのが内反小趾です。小指のつけ根の骨が外側に出っ張るようになります。また、外反母趾を伴っていると、足の指が左右にとび出してダイヤのような形になってしまいます。

◆変形が小さいうちは、靴がきつい、患部が靴に擦れるなどでおさまっていますが、変形が大きくなってくると痛みや腫れが生じるようになります。第4趾の第4中足骨と小指の第5中足骨の角度が開いて外側に出っ張ることが原因です。外反母趾と同じ「開張足(かいちょうそく)」のひとつです。

◆X線写真で内反小趾の角度を測り、10度以上であれば内反小趾と診断されます。20度以上で中等度、30度以上なら重度です。第4中足骨と第5中足骨の開き具合の角度を測定することでも診断されます。8度以上で内反小趾と診断されます。

◆内反小趾の治療には手術療法と、手術を行わない保存的治療があります。保存的治療として、まず小指周辺の圧迫を取り除きます。内反小趾が当たらないように靴を内側から伸ばすポイントストレッチを行います。シューフィッターの店でも頼めますし、自宅で靴の中に器具を入れておくことでも伸ばせます。


▽▼▽内反小趾 など▽▼▽

(監修:あそうクリニック院長 麻生伸一)