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”ひとまず”は朗報が届いた。火曜日に精密検査を受けた結果、内田篤人はこれからさらに負荷をかけたトレーニングを行うその許可が下りたのだ。だがそれでもなお、現役引退の可能性が完全に拭い去れたというわけではない。

以前にお伝えした通りシャルケ側は、内田の膝が治ることへ希望を抱いている。だからこそヨーロッパリーグ出場に向けて登録も行った。そして今回の精密検査の結果は、シャルケのその希望はさらに実現に向け前進させるものだといえる。火曜午後にシャルケは「9月6日に行われた精密検査の時よりも、明らかな改善がみられています」と発表した。

それからさっそく復帰に向けて、ボールを使った練習を再開した内田。クラブによれば4週間後にもふたたび精密検査を受け、そこでさらに改善が見られれば、さらに練習量を増し、より負荷をかけた形でのボールを使った練習を行っていくという。

では逆に、もしもその検査の結果がそうではなかった場合はどうなるのか?

確かに今回の結果は喜ばしいものだ。だがしかしまだ諸手を挙げて喜ぶには早い。

2015年3月以来、これまで幾度となく復帰を目指し、チーム練習に参加するまで回復を見せた時もあったものの、しかし残念ながらその度に怪我が悪化し、また治療を行うということを繰り返してきた。

そもそも膝蓋腱に問題を抱えたのは2014年のことであり、内田がこの怪我と向き合ってきた期間は2年にも及ぶ。

だがもしも内田がこのまま、長期間痛みから解放され取り組み続けていくことができれば、日本代表SBが引退という二文字をぬぐいさる、その日が訪れることだろう。

トニ・リート