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「精力的にプレーはしているのだ。だが結果が伴わない」

これは先週のホッフェンハイム戦で敗戦したのちに、指揮官であるマルクス・カウチンスキ監督がもらした言葉である。

懸命の戦いをみせるインゴルシュタットではあるのだが、しかしここまで未勝利と数字としてなかなか報われない。それをまさに証明してしまっている選手が、MFのパスカル・グロースだろう。

チームを攻守で支えるグロースの平均走行距離は、12.37をマーク。これまでの出場時間数が50%を超える選手のなかでは、これはもっとも長い数字だ。

加えてボールタッチ数534は、ドルトムントのソクラテス、そしてバイエルンのティアゴに次ぐ、リーグ3番目に多い数字なのである。

つまりは精力的に走り、積極的にボールに絡み、そしてセットプレーでもキッカーを務める。加えてkicker採点平均はチームトップの3.33だ。しかしそれでもいまだなお、グロースは得点もアシストも記録することができてない。

まさに報われない戦いが続くチームにあって、グロースは象徴的存在となってしまっている。

インゴルシュタットが抱える問題は、その決定力不足の差に他ならない。現在記録している12.5%は、ヴォルフスブルクの11.1%に次ぐ2番目に悪い数字であり、逆にインゴルシュタットと対戦する相手は40%を記録。

バイエルン戦をはじめ、善戦の印象もある今シーズンではあるのだが、この差が大きく響いて得失点は3:12と苦しい状況が続いているところだ。