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多くの選手たちが代表戦参加のために不在のなか、スペイン代表経験もあるフアン・ベルナトもまた、ミュンヘンに残ってアンチェロッティ監督指導の下でトレーニングに勤しんでいる。

一昨シーズンにバレンシアからバイエルンへと加入したベルナトは、下馬評を覆して移籍初年度から31試合に出場。上々の滑り出しをみせたものの、昨シーズンでは出場機会は半分へと激減した。加えてkicker採点平均では3以上を上回ることは一度もなく、平均3.68でフィニッシュしている。

そんなベルナトにとって先日のケルン戦は、久々に納得のパフォーマンスをみせた試合となった。相手MFリッセを苦しめ、バイエルンの左サイドを活性化。キミヒへ正確なセンタリングを供給して、ゴールをアシストする活躍をみせたのである。

ベルナトが見せる好調ぶりは、何もこの試合に限ったことではない。

移籍初年度に出場した公式戦48試合では、得点は1、アシストは3にとどまっていたのだが、今季はわずか5試合の出場ですでに1得点2アシストをマーク。昨季は27試合で2アシストのみとなっており、明らかに数字の面で改善がみられているところだ。

これに大きく影響しているのが、今季から就任したカルロ・アンチェロッティ監督だろう。グアルディオラ監督とは異なり、ウィングのような動きをサイドバックに求める戦略の変更から、ベルナトは水を得た魚のような躍動感をみせているのだ。

ただアラバが復調を果たした場合には、それでも左サイドバックの2番手に落ちることは必至。しかし例えそうなったとしても、その一方でバイエルンのCBの布陣は決して多いとは言い切れず、アラバがCBとしても必要とされる時はくるだろう。