ヨアヒム・レーヴ(監督:ドイツ代表)

ヨアヒム・レーヴ(監督:ドイツ代表)



今回の代表戦期間では、あらためて決定力の向上をロシアに向けてのテーマに掲げていたヨアヒム・レーヴ監督。そしてグループを争うと目されていた強豪チェコを相手に、3−0と快勝を収めることに成功したのだが、しかし今回見せた戦いは、ユーロの時とは異なるサッカーだった。

CBのボアテングとフメルスが、背後から対角線のパスを駆使してプレイメイキング。ロングボールを駆使したサッカーを展開し、スペインサッカーのファンでもあるレーヴ監督が、これまであえて避けていたサッカーへむしろ転換した格好だ。

しかし北アイルランド戦を前に、レーヴ監督は再度「これからも自慢の中盤の選手たちを活かして、ショートパスを駆使していきたい」と強調。

あくまでチェコ戦では「相手が前に出てきていて、アウトサイドと後ろにスペースが生まれていたんだ。だからあのようなプレーを選択したんだよ」と説明している。

つまりは「5・6人が非常に深く構えてくる」守備的なアイルランドに対して、再びこれまでのサッカーでトライするということだ。

指揮官は「それでも選手たちは、しっかりと答えを見つけてくれるだろう」と信頼感を示した。

何も裏付けがない理由ではない。

今回のワールドカップ予選に関してみれば、初戦のノルウェー戦から引き続き3−0での快勝を続けており、ユーロでの戦いとは異なり、相手を圧倒した姿を見せている。

その理由について、バイエルンのマッツ・フメルスは「直接、自分たちのサッカーをみつけられるという、良い形でこれているんだよ。まずは一度集まってから、というワールドカップ後とは違うんだ」と分析。

先日のチェコ戦については「特に楽しい代表戦だったね」と振り返り、順調なワールドカップ予選の戦いをこのままハノーファーでも継続して、ファンたちを再び沸きあがらせたいところだ。