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昨シーズンに2部1860ミュンヘンから加入し、即座にドルトムントでの定位置を確保することに成功したユリアン・ヴァイグル。今季もその正確なパスは健在で、ここまでブンデストップとなる91%の成功率をたたき出しているところだ。まるで”パスミス”という言葉さえ知らないのではないかと思わせるほどである。

そんな若武者について、トゥヘル監督は「彼は思慮深く、とてもインテリジェントな選手だ。」と評価。「もちろんまだまだ伸びしろをもった選手ではあるがね。しかしここまでのプレー、チームでの価値、そして人間としての成長にとても満足しているよ。これほど早く、そしてコンスタントに成長し続けることは、決して誰にでもできることではないんだ。昨季も非常に高いレベルでのプレーが多くあったが、しかしここまで早い成長は予想できなかったよ」と、惜しみない賛辞を送った。

その一方で「パス成功率だけでははかれないところもある。どこにパスを出したか、相手が嫌がるような、リスキーなパスも出せているかなどね」とも指摘。確かにヴァイグルは昨年8月6日に行われたEL予選ヴォルフスブルガーAC戦以来、得点はおろか、アシストさえ記録していない状況が続いている。

しかしこれほどの賛辞を受けていることを思えば、トゥヘル監督の指摘を敢えて警告とまで強く感じる心配はないだろう。指揮官は「彼の長所がうちにマッチしているのさ。うちのスイッチポイントとしての責務を担ってくれている」とコメント。それこそがパス成功率に現れているといえる。

今夏にはユーロ2016参加をも果たし、「とてもうれしかったが、しかし回復を思うと複雑な気持ちもあった」という指揮官。だが欧州での戦いを終えたヴァイグルからは「とても成長したと感じた。人間としてもね」と述べ、「自分の役割をしっかりと認識しているよ」と賞賛の言葉を続けた。