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インゴルシュタットから勝利を収め、「今日はしっかりとプレーできたね。ただいいときもあれば、悪い時もあるが」と、お決まりの言葉がでたペーター・シュテーガー監督。だが開幕からいまだ7戦無敗とあって、その表情からが明るさがにじみでていた。

ここまで非常に好調なシーズンを過ごしているケルンだが、しかし特に指揮官のアプローチが変わったというわけではなく、「よくなっている部分もあるし、クレバーになっている部分もあるし、成熟した部分もあるし、自信を持った部分、そしてツキに恵まれている部分もある」と継続してきたことによる影響を強調した上で、「これが良い仕事を行うためのベースとなるんだよ」とシュテーガー監督。それは戦術のヴァリエーションからも見てとれ、インゴルシュタット戦では3つの異なるシステムを、状況に応じて巧みに使い分けている。

だが指揮官が選手達に配慮している部分はそれだけではない。今季シャルケから加入したマルコ・へガーは「こんなにも監督と選手との距離が狭いというのは経験したことがない」と語った。「監督はリーダーたるところを明確にして、選手それぞれとの関係を構築している。これは選手としてはありがたいことだよ。わだかまりなく集中して取り組むことができるからね」

しかしその一方で、チームの結果が良ければ良いほどに、それが崩れてきたときの落差の大きさも、この世界に30年身を置くシュテーガー監督もよく知っていることだ。週末に控えた同じく今季好調のベルリン戦を前に、「彼らはドルトムントを相手にいい戦いを見せているし、状態はとてもいい。非常に成長したチームだよ」と警戒。結果については予想することはなかったが、ただケルンのファンからは「敗戦しなければ許してもらえるだろう」ということはわかっている。