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 水曜日にマッツ・フメルスとの契約延長を発表した、ボルシア・ドルトムント。重要な人事面における1つのタスクをクリアした格好だが、その一方で土曜日に控えるブンデスリーガ最終節、1.FSVマインツ05戦に向けた大きな人事面の課題はまだ残されたままだ。ボルシア・メンヒェングラードバッハ戦にて膝を負傷したジュード・ベリンガムは、そのため前節のFCアウグスブルク戦も欠場しており、さらに今週はじめの練習参加も見送ったことからも今季最終戦への出場が危ぶまれているのだ。

 同選手はSNSにて「いい感じだよ」とファンからの激励のメッセージに返答、ただそれ以上の詳細については明かしておらず、代わりにセバスチャン・ケールSDは「ジュードは今日、まだチーム練習に参加することはできていない。今は個別の調整を行なっているところ。土曜日の出場に向けて出来る限りのことをしている。時間が間に合えばいいのだが」と説明。仮に復帰できたとしても離脱期間を踏まえいきなり先発とは考えにくい。いずれにしてもレアル・マドリード初め今夏の移籍の可能性が取り沙汰されている同選手にとっては、この試合がドルトムントの一員として最後の試合となる可能性がある。