立山黒部アルペンルートが今春、これまでで最も早い4月15日に全線開通することになった。観光客に人気のある「雪の大谷」は1日1万人近い入り込みがあり、立山黒部貫光総務課は「雪の大谷のシーズンを少しでも長くしてほしいという観光関係者の期待に応えた」と話している。 アルペンルートの全線開通日は、1971年の6月1日から少しずつ早まり、82年には5月1日となった。2000年に4月20日、04年に同17日となってからは、13年間にわたって16日か17日だった。 まだ雪の降る時期に除雪作業を進めるという課題もある中、ことしは、ここ4年間続いていた4月16日から1日繰り上げることにした。中華航空の富山−台北便が15日から週7便のデーリー(毎日)運航となるため、相乗効果が期待される。 13日に県民会館で開かれた「『立山黒部』の保全と利用を考える検討会」で、石井隆一知事は早期開通を歓迎し「世界的な観光地化につなげたい」と話した。