兵庫県内外から県のマスコット「はばタン」に届いた年賀状数が、昨年の約23倍の1182通に上った。無料通信アプリ「LINE(ライン)」の公式アカウントを昨年開設し、酉(とり)年に合わせて、はばタンをあしらった年賀状デザインを公開するなど、広くPRしたことが増加につながった。はばタンは「頑張って全部に返事を書くターン」と喜んでいる。

 はばタンは、阪神・淡路大震災からの復興を象徴するフェニックス(不死鳥)をイメージし、2003年に誕生した。

 年賀状には、子どもが色鉛筆ではばタンの絵を描いたり、一緒に写った写真をあしらったりと、それぞれ工夫が凝らされている。

 昨年は52通。数年前は数通のこともあったという。全国的な知名度は高くないが、一昨年末にNHK紅白歌合戦に出演するなど、徐々に知られているとみられ、県広報課は「こんなにたくさん届くとは思わなかった」と驚いている。(斉藤正志)