開港150年目の神戸港を巡る観光プログラムの初回が20日、開かれた。テーマは、NHKの人気番組「ブラタモリ」で紹介された内容に沿って「神戸はなぜ1300年も良港なのか?」。市内外の約150人が観光船に乗り、番組で案内人を務めた神戸港振興協会の森田潔参事(62)のガイドを楽しんだ。

 神戸市や神戸商工会議所でつくる実行委員会による観光キャンペーン「おとな旅・神戸」の特別編。プログラムは3〜5月に計7種類あり、神戸港や北野・異人館など、タモリさんが巡ったコースを中心に回る。

 観光船は、中央区波止場町の中突堤を出発。川崎重工神戸工場、摩耶埠頭(ふとう)などの近くを通り、販売用の中古車などを横目に見ながら進んだ。

 良港となった理由について、森田さんは「六甲山地が須磨付近で曲がって海に落ち込むため、北風や偏西風を防いでくれる」と解説。「海底が砂か粘土質でいかりの上げ下ろしもしやすかった」とした。

 さらに「干潮満潮の差も年間1メートル程度しかなく、船を岸壁に付けて作業しやすいのが最大の利点だ」と強調した。入港中の豪華客船クイーン・エリザベスのすぐそばも通り、参加者は盛んに写真を撮っていた。

 おとな旅・神戸の問い合わせは、運営事務局(プロアクティブ内)TEL078・599・7110

(森 信弘)