季節が変わり、旅行の計画を立てるファミリーは多いのではないでしょうか?しかし、気になるのが子供の乗り物酔い。長距離移動するたびに子供の体調が悪くなっては、せっかくの旅行も台無しですね。そこで、ここでは子供の乗り物酔いを無くす3つの方法をご紹介します。

どうして乗り物酔いが起きるのか?

乳幼児期の頃は乗り物酔いなどしなかったのに、成長するにつれて乗り物酔いがひどくなる子供はめずらしくありません。
なぜなら、乗り物酔いは平衡感覚と視覚の誤差によって生じる症状。成長と共に平衡感覚が機能し始めると、乗り物のスピードや揺れに平衡感覚を司る三半規管が対応しきれず、めまいや吐き気といった体の不調を引き起こしてしまうのです。
とはいえ子供が小さいうちは家族でお出掛けする機会は多いもの。いくつかの条件が揃えば、子供の乗り物酔いを軽減し、楽しい時間を過ごすことは可能です。

その1.事前準備が乗り物酔いを防ぐカギ

子供は大人が思う以上にニオイに敏感です。
自動車内といった狭い空間でガソリン・タバコ・香水・芳香剤などのニオイが充満していると酔いやすくなるため、前日までにガソリンを入れ、車内を清掃しておきましょう。
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また、空腹にならないようスナック・キャンディ類、ドリンク類を忘れずに。特に冷たい飲み物や氷などは副交感神経を刺激して酔いを防ぐのに効果的です。しかし飲み過ぎるとオナカが痛くなったり、トイレが近くなってしまうため、ペットボトルをそのまま凍らして少しずつ溶かして飲ませるのがオススメです。
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また、移動中は体温が上昇しすぎないよう、暑さ寒さの調整がしやすく、身体を締め付けない服を着せましょう。
さらには、秘密兵器として乗り物酔いを防ぐツボ押しグッズを用意しておくと安心です。手首と手の平の間にある「内関(ないかん)」というツボを刺激すると自律神経の働きを整え、乗り物酔いを軽減することができます。
市販のツボを押すリストバンドもありますが、小豆や大豆といった豆類を絆創膏で貼るだけでも効果が期待できます。

その2.乗車中は気分を紛らわすのがポイント

乗車中は振動から気をそらすのがポイントです。小さい子供であれば、お昼寝の時間に合わせて移動してしまうのが一番。
もしお昼寝しそうになければ、読書やゲームなどの画面が揺れるアイテムは避け、子供が好む音楽やラジオ、聴いて楽しむ物語CDなどで気分が紛らわすといいでしょう。
また、100から逆に数字を数える、しりとりをする、クイズを出し合うなど、親子で楽しい会話をすると心理的に効果的があるだけでなく、旅の思い出にもなります。
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なお、子供が自動車で坐る位置は後席の窓際がベター。遠くの景色を眺めると酔いにくくなり、前席の窓を少し開ければ風がほどよく後席に流れて酔い止めになります。

その3.酔いそうになったらこの対処法!

乗り物酔いしにくい状況を用意していても、酔ってしまうこともあります。
もし元気がない、頭痛、生あくびをする、といった乗り物酔いの初期症状が現われたら、最も効果的なのは乗り物から降りることです。
5〜10分歩くだけで気持ちとおなかが落ち着きます。
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しかし、すぐに降りることのできない状況であれば、新鮮な空気を入れ、服や靴を脱がせて体温の調節をすること。
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また、「おまじない」と称して酸味の強いドロップや梅干を与えるのもオススメです。唾液を多く分泌させて飲み込むと、吐き気が治まることがあるためです。

吐いたときのために準備しておくもの

残念ながら乗り物酔いで吐いてしまうときもあります。車内や衣服を汚してニオイを残さないためにも、密閉できるビニール袋、タオル、着替え用の服、水を用意しておくと安心です。
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子供の乗り物酔いを防ぐ方法をご紹介しました。3歳ぐらいから始まる乗り物酔いも、中学生ぐらいになれば収まると言われています。せっかくの楽しい時間が台無しにならないよう、以上の方法を試してはいかがでしょうか?
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写真© Daniel Jędzura - Fotolia.com