妊娠中に増えてしまった体重が、産後数カ月経ってもなかなか戻らない……。そんな悩みを持つ産後ママは多いですよね。
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1人目の妊娠中に14㎏、2人目の妊娠中は15㎏も体重が増えたという藤本美貴さん。今ではすっかりスリムなボディですが、いったいどうやって産後太りを解消したのでしょう? 無理なくやせられる、とっておきの方法を教えてくれました。

家事の合間にできる“グラヴィティヨガ”でするっとやせられた!

「妊娠中は毎回食べづわりになり、体重が増えやすいタイプ。1カ月で5㎏増えてしまったこともありました。妊婦って、とにかくおなかがすくし、多少太ってもしようがないんじゃないかっていう気のゆるみもありますよね(笑)。
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1人目のときは14㎏太って、10㎏は産後1カ月で自然と減りましたけど、残りの4キロがどうしても減らなくて。授乳しているから食べないダイエットはできないし、じゃあ運動でしょとランニングをしてみたら、筋力が落ちているので、きつくて、きつくて……。しかも、ランニングは赤ちゃんを預けないとできないから、続けにくくて、すぐに挫折。
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その後も、やせる整体に行ったり、岩盤浴に行ったり、マッサージに行ったりしたものの、赤ちゃんと離れる時間が長いと胸が張って痛くて、これらもすぐに挫折。なにかいい方法がないかなあと探していたときに思い出したのが、妊娠中に知った“グラヴィティヨガ”だったんです」。
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ヨガには様々な種類がありますが、ミキティが実践している“グラヴィティヨガ”は、地球の重力に逆らわず、リラックスしながら行うヨガ。ストレッチ感覚で手軽にできるので、ヨガに苦手意識のある人でも取り入れやすいのだそう。
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「“グラヴィティヨガ”は、体をゆるめてほぐしていくことで関節がよく動くようになり、体の可動域が広がります。可動域が広がると、歩いたり、階段を上ったりするような日常の動作でも筋肉がたくさん使われるようになるから、基礎代謝が上がって、やせやすい体になるんです。
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“グラヴィティヨガ”を取り入れたら、どうしても落とせなかった残り4キロが、1カ月でするっと落ちました。同じように2人目の産後も、“グラヴィティヨガ”で元通りの体型に。
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ほかにも、食事を和食中心にしたり、産後に着たい服を妊娠中に買っておいて励みにしたり、旦那さんに筋トレを習ったりしましたけど、一番効いたと実感したのは“グラヴィティヨガ”でしたね。“これは人にも薦めたい!”と思って、インストラクターの資格を取得したほどです」。
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ただ、産後は赤ちゃんのお世話でバタバタ。自分の時間がなかなか取りづらいと感じている人も多いはず。そんな人でも、できますか?
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「大丈夫ですよ!“グラヴィティヨガ”は1ポーズが約3分。できれば3ポーズ10分くらい毎日行うと効果的ですが、今日はしんどいなあっていうときはひとつでもいいんです。家事の合間や子どもの昼寝中にちょこちょこ行えばOK。積み重ねていけば、1カ月後に大きな差が出るんです。ランニングやジムは着替えが必要だったり、赤ちゃんを預けたりしなくてはいけないけど、“グラヴィティヨガ”なら生活の合間にポーズをとるだけだから、忙しい産後ママにぴったりだと思います」。

ミキティおすすめのおなかやせポーズを特別にご紹介!

産後、特に気になるのが、たるんだおなか。ミキティも実践した産後のおなか太りに効く“グラヴィティヨガ”のポーズを教えてもらいました!
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『船のポーズ』
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1 両ひざを立てて座る(=体育座り)。足は腰幅に開き、足先は正面に向ける。両手はひざの上にのせる。
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2 両手をひざの裏に当てながら、座骨で床を押すように背中を伸ばす。腹筋を使いながら、両足を床と並行になるまでゆっくり上げる。
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3 バランスをとりながら、両手を前に伸ばし、5回呼吸してキープする。肩は下げて、首を長く保つのがポイント。終わったら1の姿勢に戻り、ひと呼吸してリラックス。
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ミキティおすすめの“グラヴィティヨガ”。時間のないママでも続けやすいから、産後太りに悩んでいる人はチャレンジしてみては?

­ Profile­­藤本美貴 1985年2月26日生まれ。2001年歌手デビュー後、モーニング娘。として活躍。2009年にお笑い芸人の庄司智春さんと結婚。2012年に第一子の男の子、2015年に第二子の女の子を出産。産後ダイエットでヨガと出会い、インストラクターの資格を取得。現在、『ミキティが東大教授に聞いた 赤ちゃんのなぜ?』(中央法規出版)が好評発売中。 取材・文/金澤友絵 撮影/鈴木江実子 イラスト/丸山裕子