ダイエットといえば食事制限や運動などを想像しますが、同時に苦しいものだというイメージがありますよね。
実際、ダイエット成功者はダイエッターの50%でしかなく、しかもリバウンドを考えると本当の成功者は15%しかいないということをご存知でしょうか。

リバウンドすると、それまで苦労したダイエットが無駄になってしまいます。そこで「なぜリバウンドするのか」「リバウンドをしないダイエットとは何か」を説明します。

リバウンドの実態

アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究グループの調査によると、ダイエットで体重が減った人の中で、ダイエット終了後、5年後には3人に2人が、最初に減った以上に体重が増えていることがわかりました。
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この傾向は、アメリカだけでなく、日本でも同じことが言えます。いろいろなアンケート調査が行われていますが、どのアンケートでも60%以上リバウンドしているという結果が出ています。
目標体重を達成した50%の人たちの70%がリバウンドしてしまうということから、本当のダイエット成功者は15%しかいないということになります。
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リバウンドの原因

リバウンドの理由は、食事制限ダイエットが終わって、太りやすい体質になったところで、食事量をダイエット前に戻したことが、第一の原因だと言われています。
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◎栄養分を吸収しやすい体になった
人間の体には、体に少量のエネルギーしか入ってこない場合、エネルギー消費を減少させて体を維持する機能があります。
無理な計画による過度の食事制限や体重減が原因で、体が栄養分の吸収率を高めてしまい、太りやすい体に変わってしまうためです。
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◎筋肉が落ちて代謝が減り太りやすい体に
食事制限をすると、脂肪が減少しますが、それとともに筋肉も減少します。すると、代謝が落ちて、消費するエネルギーも減少します。
そのような時に、食事制限を中止し元の食生活に戻ってしまうと、エネルギーが余ってしまい、それが脂肪として蓄積されます。
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◎レプチンの量が減り満腹感が得られにくくなる
「レプチン」とは、脳の満腹中枢を刺激し満腹を感じさせる物質です。
ダイエット中に食事を減らしていると、レプチンの分泌量も減ってきます。そしてダイエットを中断し食事の量を元に戻した場合、レプチンの量も変化するのですが、レプチンのレベルが、元に戻るためには、約1ヶ月の時間がかかるのです。
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つまり、1ヶ月は食事の量を元に戻してもレプチンの量が少ないため満腹感を得られず、かえって食べ過ぎてしまうのです。
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◎栄養不足で食欲中枢が暴走
食事制限をすると栄養不足になります。栄養不足は死活問題になり、何でも大量に食べるように食欲中枢が指示を出すようになります。
このように、食欲中枢のパワーがMAXに達し、暴走することにより過食する場合があります。
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◎心理的要因
ダイエットが終わったという油断や安堵感、開放感から、食べる量が増えるという心理的な要因もあります。
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リバウンドを防ぐ方法

以上のことから、リバウンドを防ぐ方法を考察しましょう。
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無理なダイエットをしないことが第一です。特に、長く厳しい食事制限をすると、リバウンドする可能性が高くなります。ダイエット目標は1ケ月で体重の5%減が目安です。
正しい食習慣や運動習慣が身につけることが重要であり、特に、筋肉が落ちて代謝が減少しないように、運動を並行して行うことが望まれます。
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そして、ダイエットが終了しても、急激に食事の量を増やさないこと。また、痩せホルモンを使うこと。そのためには、食事は30分以上かけて食べること、一口30回以上かけてよく噛むことです。詳細はこちらの記事をお読みください。
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心理士が語る「3つのホルモンを活用!食事制限不要なダイエット」とは?
http://kurashinista.jp/column/detail/2298
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以上のことを実行できれば、リバウンドを防止することができるでしょう。
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【参考サイト】
約5割が失敗するダイエット 成功の秘訣は◯◯型にあり?
https://dot.asahi.com/dot/2015041700107.html
リバウンド経験率は70%以上!体質改善ダイエットの方法とは?
http://start-diet.com/rebound/
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