本願寺の歴代宗主から伝わる法宝物や、貴重な文化財などを紹介する特別展「浄土真宗と本願寺の名宝?−受け継がれる美とこころ−」(京都新聞など主催)が24日に開幕するのを前に23日午前、京都市下京区の龍谷大龍谷ミュージアムで内覧会があった。

 特別展は浄土真宗本願寺派本山の西本願寺(下京区区)で今秋から営まれる「第25代専如(せんにょ)門主 伝灯奉告法要」を記念した行事。

 会場には、国宝2件を含む約120件を展示。「三十六人家集」(国宝)は平安時代の和歌の名手・三十六歌仙の家集を集大成したもので、さまざまな紙を継いで金の装飾が施された料紙に、流麗な書体で和歌がつづられた名品。宗祖親鸞の曽孫で本願寺第3代の覚如(かくにょ)の生涯を描いた絵巻「慕帰絵(ぼきえ)」(重文)や、歴代宗主の肖像画なども並ぶ。

 また、親鸞の代表的な肖像画「鏡御影」(国宝)も期間限定(11月18〜25日)で特別公開される。

 特別展は11月27日まで。休館日は9月26日、10月11、17、31日、11月14日。作品保護のため、展示品の入れ替えを行う。入館料が必要。