京都府の山田啓二知事は23日の府議会一般質問で、亀岡市に府が建設予定の球技専用スタジアムに関して「京都ならではのVIPルームを設置したい」と述べ、伝統産業などの魅力発信の場にする考えを示した。運営面では、リオデジャネイロ五輪で採用された7人制ラグビーの国際大会誘致に意欲を見せた。

 VIPルームは、日本サッカー協会が示すスタジアムのガイドラインで設置が義務付けられている。府が想定する新スタジアムの規格では、50席以上を確保する必要がある。

 山田知事は答弁で、VIPルームについて「華美なものは考えていないが、京都ならではの調度品を活用したい」と述べた。府は西陣織や京焼・清水焼、北山杉の磨き丸太などの活用が想定できるとし、本年度に行う実施設計で具体化する。

 このほか、山田知事はサッカー以外のスタジアム活用策にも言及。「文化的な催しも含め、波及効果の大きいスタジアムにしたい。7人制ラグビーは東京五輪に向けて大変な人気だ。合宿や国際大会の誘致を考えていきたい」と述べた。