全国女子駅伝には、五輪出場経験こそないものの、次世代を担う有力な実業団勢や大学生がそろう。今年8月にロンドンで開かれる世界選手権、3年後の東京五輪を見据え、都大路で激突する。

 全日本実業団対抗駅伝で区間賞を取った4人に期待が集まる。京都・一山麻緒(ワコール)、福岡・木村友香(ユニバーサルエンターテインメント)、高知・鍋島莉奈(日本郵政グループ)、群馬・西原加純(ヤマダ電機、宮津高−佛大出)。西原は国体5000メートル3連覇中で、安定した走りを見せる。

 一昨年の世界選手権北京大会1万メートル代表の岡山・小原怜(天満屋)、同5000メートル代表の愛知・鷲見梓沙(ユニバーサルエンターテインメント)も経験豊かだ。静岡・安藤友香(スズキ浜松AC)は全国女子駅伝で2年連続で1区区間賞を獲得。滋賀・桑原彩(積水化学、比叡山高−佛大出)は昨年、初マラソンの名古屋ウィメンズで6位入賞した。

 大学生は、全日本大学駅伝で初優勝した松山大勢の区間賞ランナーに注目。緒方美咲が徳島、中原海鈴が鹿児島、高見沢里歩が埼玉から出場する。緒方は日本学生ハーフマラソン、中原は日本学生対校選手権5000メートルでそれぞれ優勝し、高見沢は全日本大学選抜駅伝の2区区間賞と、各大会で結果を出している。和歌山・橋本奈津(京産大)は1年生ながら日本学生対校選手権1500メートルを制したスピードランナー。同選手権1万メートル覇者の鳥取・盛山鈴奈(鹿屋体大)も力がある。