気持ちのいいお天気が続く秋なのに、なんだか身体がスッキリせず、いつも眠い。活動的になれず、食べてばかりいる……ということはありませんか? 過ごしやすい気候とうらはらに、少しずつ日照時間が短くなる秋には、“季節性うつ”と呼ばれる症状が出やすいそうです。


■あなたも秋うつかも?チェック事項3つ

陽が短くなる秋から冬にかけて「いつも疲れている」「やる気がでない」などの症状があらわれ、自然におさまっていく症状を「季節性うつ」と呼ぶのだそうです。この季節性うつの特徴として下記の3つがあげられます。

・食欲増進
・睡眠時間が増える
・体重が増える

とくに原因がないのに、「やる気が出ない」「寝ても寝ても疲れがとれない」「いつもお腹が空いていて満足できない」という症状がある方は要注意です。


■気持ちをリラックスできる食べ物・飲み物3つ

(1)ピーナッツ

アミノ酸である「チロシン」と「フェニルアラニン」は、やる気と関係のあるアドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンの材料となります。これらの物質が脳内で不足するとやる気が出なくなるのだそうです。また、チロシンにはストレスによる慢性疲労を軽減させる働きもあります。ピーナッツは、この2つのアミノ酸を多く含む食べものです。しっかり噛むことができるので、脳への刺激にもなりますから、やる気が出ない、眠気が取れないという時のおやつによさそうですね。


(2)ローズマリー

紫蘇やローズマリーのポリフェノールである「ロズマリン酸」には、脳内のやる気物質を増加させる働きがあることがわかっています。また、ローズマリーの香りには、頭をスッキリとさせて集中力を高める働きもあるそうですから、お料理に使うだけでなくローズマリーティや、香りをかぐだけでも効果が期待できます。


(3)トマトジュース

GABAには、副交感神経の働きを活発にして気持ちをリラックスさせる働きがあります。トマトにもGABAが含まれているのですが、GABA単体でとるより、トマトジュースを飲んだ方がGABAとトマトの香りとの相乗効果でストレス軽減効果が高いそうです。トマトジュースは、ストレス対策になるだけでなく、ビタミン・ミネラル・ポリフェノールと美容と健康に役立つ成分が豊富な飲み物ですから、毎日の習慣にするとよさそうですね。


なんとなく不調な方は、食べものや飲み物にも気をつけて、「やる気チャージ」してみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)

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【参考】
※季節性うつ病、今日この頃 - 山口大学保健管理センター
※食品可食部のたんぱく質1グラム当たりのアミノ酸組成表 種実類 - 文部科学省
※ストレス社会が求める”くすり”の創薬研究-天然生薬からの新規抗うつ・抗不安様物質の発見- - 国際医療福祉大学
※トマトジュース摂取がストレス緩和に及ぼす影響 - 中村学園大学
※成分情報 チロシン - わかさ生活
※成分情報 フェニルアラニン - わかさ生活
※成分情報 ローズマリー - わかさ生活