女子旅やカップルに人気の観光地といえば、静岡県熱海! 楽天トラベルの人気温泉地ランキングによると、群馬県の草津温泉、大分県の別府温泉を抜いて堂々の第一位となっている。
その理由として、東京からだと新幹線を使えば50分程度、車でも1時間40分くらいで気軽に行ける距離であることや、名所旧跡しかり、見どころが多いことも魅力の1つではないだろうか。
また、第153回芥川賞を受賞作、又吉直樹の小説「火花」の舞台であることも人の心を引きつける要因だろう。

今回は、そんな熱海の魅力を伝えるべく、おすすめのスポットを探ってみた。

1.熱海が人気の秘密は海に面した温泉地にあり!



“熱海”と書いて“あたみ”と読むこの地名は、海中より温泉がすさまじく沸きあがったゆえんといわれているが、熱海の自慢は湯量が豊富なことにある。
泉質は肌に優しい弱アルカリ性。“美肌の湯”をキャッチフレーズにしている温泉宿も少なくない。海を一望できるオーシャンビューの宿泊施設も多く、気楽に“日帰り入浴”できるホテルも盛りだくさん! そして良質な温泉とともに楽しめるのが地元の絶品グルメの数々……。駿河湾を望む温泉地だからこその新鮮な海の幸が満喫できるのだ。

2.有名なパワースポット“来宮神社(きのみやじゃ)”がある!


境内にはなんと本州一位の巨木といわれる樹齢二千年を超える大楠があり、国の天然記念物に指定されている。神が宿るとされるこの大木に、誰もがパワーを感じ取ることができるだろう。このご神木の下には歩道があり、一周すると寿命が延びるとされている。

また境内にはモダンなカフェや多種多彩なお守りが置かれているショップがあり、女性客やカップルでにぎわっている。
しかも驚きべきは“自撮り”できるように境内のベストショットの箇所にはスマホ台が設置されているのだ。誰でもそこに居合わせた人に「写真を撮ってください」とお願いするのは気が引けるというもの。
自撮りなら気兼ねなく思い出の一枚を収めることができる。時代に即した心遣いこそ、私たちのハートをひきつけるのだろう。

来宮神社
住所:413-0034 静岡県熱海市西山町43-1
電話:0557-82-2241
アクセス:来宮駅より徒歩約5分
来宮神社

3.四季を通じて華やかな花火大会が楽しめる



なんと春夏秋冬と四季を通じて開催しているのが熱海の花火大会! 花火会場となる熱海湾は、花火職人さんらもうならせる打ち上げ場所だとか……。絶賛されるゆえんは、三方を山で囲まれたすり鉢状の地形にある。海上で打ち上がる花火の音の反響が並はずれて腹に響くほどの体感を味わえるのだ。打ち上げられるたびに「ドーン」と響く大迫力の音響には誰しも鳥肌が立つハズだ。



視界をさえぎる高い建物が一切なく、目の前に開く大輪の花たちに心ゆくまで魅せられ、音までも満喫できるこの海上花火はまさに感動もの。



この夏、花火を見逃してしまった人や混雑していてゆっくり鑑賞できなかった人は、次回の冬の花火大会を狙ってみてはいかが? 今年のラストを締めくくる熱海海上花火大会開催日は12/4(日)・12/11(日)・12/18(日)の予定。

熱海海上花火大会
会場:熱海湾(熱海港7.5m岸壁〜海釣り施設) ※雨天決行
観覧場所:サンビーチ海水浴場〜熱海港まで海岸線一帯 など
(熱海駅からの所要時間 →サンビーチまで徒歩約15分 →親水公園第1工区まで徒歩約20分)
時間:20:20〜20:45

熱海海上花火大会

4.相模湾を見下ろせる大パノラマの熱海城は必見!



熱海城は実在した城でなく観光用に作られたお城で、地上43m・海抜160mの天守閣からの眺望は必見。また、城内には「武家文化資料館」や「日本城郭資料館」が設置され、よろいや日本刀などの武具の展示品の数々から戦国時代の武将たちの思いをはせることもできる。

熱海城に隣接している“熱海トリックアート迷宮館”もカップルやファミリーに大人気! 人間の目の錯覚をうまく利用したアートの世界はまさにマジック! 約50点の展示画の前では写真撮影をしながら大いに盛り上がれるのだ。オモシロ体験しながらあなただけの傑作の一枚を!

5.オトナのためのおとぎの国、日本唯一の“秘宝館”がある



“秘宝館”を知らない方も多いだろうが、簡単に言うと性に関するテーマパーク。人間や生物の性に関する今古の絵や書物、または模型物など収蔵した施設。珍品(まさにチン品)などの数々が飾られている。

以前、秘宝館は温泉街や観光地にはつきもので全盛期の頃は全国に20件もあったというが、時代の流れとともに次々と閉館。昭和56年のオープンから33年間頑張ってきた栃木県日光市にある鬼怒川秘宝殿が平成26年12月31日をもって閉館し、日本に残された秘宝館はこの静岡県熱海の秘宝館のみとなってしまったのだ!

この熱海秘宝館に入場しユーモアたっぷりな展示物や春画を眺めているのは、なにもオッサンたちなどではない。カップルや女性客の姿が目立っている。
日本唯一になってしまった18歳未満お断りの“オトナのテーマパーク”にぜひ足を運んでみては?

熱海秘宝館
住所:〒413-0023 静岡県熱海市和田浜南町8-15
アクセス:熱海駅よりタクシーで約10分
     熱海駅より路線バス「後楽園行き」 終点下車すぐ(バスターミナル7番)
熱海秘宝館

歓楽街“熱海”は彼氏とデートで行っても良し、女子会でも良し、家族とでも良し、おひとり様でも良し……のオールマイティースポットなのである。
“熱海の夜”をあなたもぜひ……?
(神崎桃子)